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2016年 01月 17日
17 Jan. 2016 (Sun)
あまりに突然訪れたデヴィッド・ボウイーの訃報から一週間、そろそろ気持ちも落ち着いてきたので何か書こうか。

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たぶん初めて彼の音楽を聴いたのは、1983年に当時チャート上位に入っていた「Modern Love」をテレビで見たときだろうか。すでにヒットしていた「Let's Dance」や「China Girl」もそこここで耳にしておなじみになっていたと思う。小学6年生の頃の話。

アルバム「Let's Dance」「Tonight」「Never Let Me Down」、シングルだとCMで使われていた「Blue Jean」のほかは「This Is Not America」「Dancing In The Street」「Absolute Beginners」「Underground」といった感じでアルバム未収録のものがそれぞれ印象に残っているが、中学生当時の僕は、ロック名盤を聴き漁っていたことや友人の影響もあって、ボウイーに関しては’70年代の諸作を遡って聴くほうが刺激的だった。わかりやすく「ジギー・スターダスト」のアルバムはワクワクさせられたし、「Low」聴いて「わかった」気分になっることもあったしで、まさに「中二病」に罹ってしまったわけである。

その後一時期RCA時代のアルバムが手に入りにくくなった時期があったのだけど、1990年にRykoからリリースされた再発CDのシリーズにはボーナストラックがついたりしたものだから、また個人的にもブームが訪れる。ティン・マシーンとかはあまりちゃんと聴いていなかったし、その後も新作を追っかけたりはしなかったのだけど、それでも10代の僕に決定的な影響を与えた’70年代の作品群は思い出しては聴いていた。

とは言いつつ、好きなアルバム、よく聴くアルバムは限られているようだ。今の気分で5枚挙げろと言われたら、この5枚になるな。

「David Bowie」(セカンドのほう)
「Hunky Dory」
「Aladdin Sane」
「Station To Station」
「BBC Radio Theatre, London, June 27, 2000」

アルバムごとにスタイルがころころ変わる人なので、単純にサウンドの好みで決まってしまうところがあるかもしれないが、一昨年の3枚組ベストや昨年の初期ボックスセット「Five Years」で久しぶりに聴いた曲は意外と多かったと思う。

さて上に挙げたもののうちの最後は、「BBCセッションズ」というアルバムのオマケについてきたアルバムで、単独での販売はされていないかもしれない。たぶんあまり大きくない会場でやっているんだろうか、演奏も歌もリラックスしていて良い。レパートリーもちょっと変わっていて、「Absolute Beginners」「This Is Not America」「Wild Is The Wind」といった楽曲の良さを再発見できるのもいい。

’90年代~’00年代とあまり彼の動向に関心を払わないままでいた僕が発売と同時に反射的に新作を買ってしまったのだから、2013年の「The Next Day」のときのイメージ戦略はなかなか周到だったんだろう。あのジャケットは反則だろう、とか、全盛期のサウンドが復活!(いや、その前よく知らないんだけど言っておくか)、とか、久しぶりに盛り上がりましたよ。人生総決算プロジェクトになってしまった「Nothing Has Changed」~「Five Years」もバッチリ買いました(’90年代以降のアルバムを揃えたりね)。そして、69歳の誕生日に発売された「★」も一日遅れで買って「今回もまた現役感バリバリじゃないか」などと唸らされたものです。

都内のディスクユニオンに行ったら中古CDのボウイーコーナーはすっからかんになっていた。落ち着いたら持っていないアルバムを少しずつ集めていこうかな。

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by deadfunny | 2016-01-17 22:27