<   2009年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧

2009年 04月 30日
30.Apr.2009 (Thu)
'80年代初頭に活躍し、「Come On Eileen」という世界的なヒット曲を放ったバーミンガムのデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズについて。

なぜ今かって、まあ中古でセカンドのデラックス・エディションを安く拾えたので買って聴いたところ、改めていろいろ引っ張り出したくなるくらい心躍らされてしまったからという、非常に個人的な事情によるものなのである。サイモン&ガーファンクルはどうしたのだと言われたら、それはそれ、これはこれなのである。

Too-Rye-Ay

Dexys Midnight Runners / Universal



つづきをよむ
[PR]

by deadfunny | 2009-04-30 23:59
2009年 04月 27日
27.Apr.2009 (Mon)
思いつくままに書いたので、かなりとりとめないです。'60年代のアメリカン・ロックにおいて、ビーチ・ボーイズやヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどを差し置いて、僕がどうしてもS&Gが一番好きだと言ってしまうそのわけとは・・・

・・・例えばビーチ・ボーイズだったらブライアン・ウィルソンっていう天才がいて、表向き能天気なポップソングを量産し、それを維持させたいほかのメンバーと彼のアーティスティックな欲求が相反したために起きた様々がロック的だったりするのが興味深いわけで、そういう意味では人によってビーチ・ボーイズ観がそれぞれあって、それを同好の士同士であれこれ言い合うことで自分のビーチ・ボーイズ観を見つけ、それを自分の音楽観の拠り所とすることが出来る(もしくはそういう気分になれる)わけだ。

VUというのは存在自体がある種の指針だと思っている。「VUに共感(あるいは共振、共鳴)する」という時点でこっち側と向こう側の境界を越え、必ずや生きざまに「VU的なもの」が反映され、手のつけられない・・・まあ、そこまで行かないまでもどっかめんどくさい奴に生まれ変わってしまい、結局のところはロックンロールに人生を救われる結果にという。自分で書いてて意味不明なところもありますが、何となくでも伝わっていれば・・・

あとはディランですか。あるいはバーズとかザッパとかドアーズとかザ・バンドとか。上記みたいなことが何か書けそうですが、割愛。つまりはどれも「好き」というのとはちょっと違うかな、みたいな。そりゃ好きは好きだけど、「好きだ」と表明することにはちょっとした躊躇が生じてしまうんだよね。

翻ってS&Gだけど、明らかに革新的でビートニクでクールであるにも拘らず、どうにも過剰なロック的アイコンみたいなイメージはそぐわないところがまずポイント。表面的にはジェントルで行儀がよく、またフォークソングのカテゴリーで捉えているような人には逆にコンサバな存在に見えてしまうかもしれない。ちゃんとアルバムを聴いてみると、実験的なサウンドもあれば勢い任せな曲もあったりするのだけど、たぶん食わず嫌いなロックファンも多いのではないかな。ポール・サイモンがロンドン放浪時代にデイヴィ・グレアムらと知り合って仕入れたイギリス産のフォークソングなんてのもロック史的には重要だと思うのですが・・・インパクト足りないよね。

ハーモニーが武器という意味ではビーチ・ボーイズみたいなポップセンスだって持っていないわけではないし、ニューヨークの空気という意味ではVU と同じ時代を生きていたのだからどこか共通するものだってあるだろうし(←ちょい強引)、鋭いメッセージを独自のレトリックで包むポール・サイモンの詩作はディランとともにロックの詞世界を拡げたわけだから、・・・と書いたらこんなにカッコいいアーティストはないのではないかと思ってしまうのですが、どのエッセンスも極端には飛び出してこないわけで、そのバランスのよさ(そしてポップへの昇華ぐあい)が最高なわけですよ。

結局のところS&Gは、躊躇わずに好きと言っていい存在なわけです。



・・・なんてのも本当は後付けで、小学生の頃、ビートルズよりも先に愛聴してたというのが決定的だった、というのが、僕が彼らを好きな理由としてのオフィシャルのものとしておきます(笑)
[PR]

by deadfunny | 2009-04-27 23:59
2009年 04月 26日
26.Apr.2009 (Sun)
前回(もう16年も前とは)を観ていないので、今度のサイモン&ガーファンクルの来日公演は観ておきたい気もするのだけど、そんな最中に発掘音源CD「Live 1969」がようやく一般発売されたので聴いてみた(昨年スタバ限定で発売されていたものらしい)。ラスト作「明日に架ける橋」録音終了後・発売前に行われた1969年10月・11月の全米ツアーの録音で、デュオのスタイル以外にバンド形態での演奏も含まれている。メンバーは、ジョー・オズボーン(ベース)、ハル・ブレイン(ドラムス)、フレッド・カーターJr.(ギター)、そしてラリー・ネクテル(キーボード)。

Live 1969

Simon & Garfunkel / Sony Legacy



この時期にバンドで全米ツアーをやっていた(そしてライヴ盤が計画されていた)なんて話は全然知らなかったので、半信半疑で開封しつつも、バンドでのライヴ音源を聴けただけでもう半泣き状態ですよ。「明日に架ける橋」アルバムからは、タイトル曲も、「Song For The Asking」も、「Why Don't You Write Me」も、「So Long, Frank Lloyd Wright」も、(これはすでにシングルで発売されていたが)「The Boxer」も演奏されていて、これらのライヴ音源がとくに嬉しかったのは言うまでもないか(「Cecilia」とかも聴きたかった)。あとはバンド版の「Mrs. Robinson」とか。
('70年代に発売された「Greatest Hits」収録の4曲のライヴ音源はこのときのツアーのものだということが今回明らかになったが、すべてアコースティック)

結局このあと解散状態になってしまうわけだから、結果的には(再結成を除くと)デュオ最後の姿をとらえたもの、と言うことも可能だ。時代背景も含め、このときのS&Gというものがある種の特別な意味を持ちそうな気が急にしてきた。

あまりここで書いたことはないかもしれないけど、S&Gって個人的には'60年代のアメリカのアーティストの中で一番好きかもしれないんだよね。VUとかビーチ・ボーイズとかより。
[PR]

by deadfunny | 2009-04-26 23:59