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2008年 01月 24日
23.Jan.2008 (Wed)
東京国際フォーラムのホールCで、ルーファス・ウェインライト。前回から約10年ぶりの来日公演となるが、実は前回のクラブクアトロでの弾き語りライブは観ているのだ(ちょっと自慢)。その間数枚のアルバムで地位を確かなものにし、今回は格段のスケールアップをしたパフォーマンスを見せてくれた。

フレンチホルン、トランペット、フルートという変則的なブラス隊を含む7人編成のバンドをバックに、ときにマイクを持って歌ったり、ピアノを弾いたり、ギターを弾いたりと派手にパフォーマーっぷりを見せたルーファスには、ただ感服。二部構成の前半ではハデハデのゲイファッションで登場、「Release The Stars」からの曲を中心に。曲間のMCも饒舌(ミキモト真珠に散財、とか)。
休憩後の第二部ではこれまた何とも形容のしがたい少年ルックで現れ、近作のジュディ・ガーランド集で取り上げたナンバーや、マイクを通さずにアイルランド民謡を歌ったりと、多彩なレパートリーを挟みながら、あるいは客に「I love you!」と言わせて、それを受けての小芝居(「No...I can't...Impossible...because...」)から「Not Ready For Love」(関係ないけどこのタイトルはエルトン・ジョンの「Are You Ready For Love?」を想起させる)に繋げたり。
そして、アンコールではバスローブで登場、初期のナンバーを歌ったあとに、衝撃?の女装パフォーマンスである意味ノックアウト。会場はハッピーなムードに包まれていたと思う。

個人的には'90年代SSW名盤の筆頭に挙げたいファーストからリヴァー・フェニックスに捧げた「Matinee Idol」しかやらなかったのがちょっと物足りない部分だったが(「ブロークバック・マウンテン」に出演したヒース・レジャーの訃報とむりやり関連づけてみたりして。彼やリヴァーがゲイだったのかは知らないが)、バンドの演奏(とくに管楽器)も本人の歌唱も文句のつけがたいレベルのもので、この異形のアーティストをデビューから追いかけてきていることの感慨を新たにさせられるものだった。
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by deadfunny | 2008-01-24 02:13