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2005年 10月 30日
29.Oct.2005 (Sat)
新高円寺・CLUB LINERで、溺れたエビの検死報告書のライブを初体験。こないだのZUINOSIN同様関西のグループだが、こちらは全員がエビのマスクをかぶって正装で演奏という、レジデンツみたいなビジュアルがお茶目だ。音楽は現代音楽っぽい重い雰囲気のものだが、ビジュアル含めてなかなか楽しめた。もうちょっと長く見たかったな。

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日本でもちょっとネットで話題になった、「Smash My iPod」計画。
『iPod』をぶっ壊せ――購入直後に破壊する計画に寄付金が続々 (WIRED NEWS)

買ったその場でiPodをつぶすというパフォーマンスアートみたいな企画がついに実行に移され、このたびムービーの公開と相成った。
見たい人はこちらへ → http://www.planetboredom.net/smi_videos.php

10分ほどの作品だが、店内で買いたてのiPodを床に叩きつけたり踏みつけたりするところまでは愉快。でも、そこでさっさと退散してしまい、お客や店員の様子をあまり見せられなかったのが残念なところだ(それについては映像の最後に詫びている)。

その後屋外で派手に破壊するシーンもついており、iPod嫌いにはさぞ痛快に映ることかと思う。潰れたiPodをソニーストアに持っていって何をしようとしているのかは、次回作で明かされる・・・のかな?
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by deadfunny | 2005-10-30 02:41
2005年 10月 26日
26.Oct.2005 (Wed)
ロッテ31年ぶり日本一 阪神に4連勝し3度目
<日本シリーズ>ロッテが31年ぶり日本一 阪神破る

日本シリーズがあっさり終わった。どちらのファンというわけでもないが、ロッテはファンとチームが理想的な関係を築いているところが興味深い感じがして、ぜひ旧態依然としたプロ野球界の新たな主流になってほしいと思ってはいたので、この日本一はいいことだと思う。

思い起こせば、ロッテといえば日陰のパ・リーグにおいてもさらに日陰というか、人気のないチームの典型みたいな時期があった。僕は近鉄を応援していたのだが、1988年川崎球場で行われた所謂「10・19」での日本中のプロ野球ファンを裏切るかのような事件で、僕の中でも印象が悪くなったことがある。そして、翌年近鉄はついにリーグ制覇、ジャイアンツとのシリーズでは3連勝と幸先のよいスタートを切ったのだった。

が、ここでまた事件があった。何度となく語られてきた加藤哲郎舌禍事件である。3戦目の勝ち投手となった加藤がお立ち台で「巨人は大したことがなかった、ロッテのほうがよっぽど怖い」というような発言をし、これに発奮したジャイアンツがその後4連勝したという、あれだ。

そして、シリーズ3連勝となると必ず思い出される伝説が残った。お立ち台での発言はみんな慎重になった。というか、僕らが加藤のことを思い出しながらお立ち台を眺めるようになった。まあ、こんな話は昨日書くべきことだが、'89年の近鉄以上の圧倒っぷりで3連勝しても浮かれることなく今日の接戦をモノにすることが出来たのは、加藤哲郎がその後の人生を変えてまでして教えてくれた教訓がはたらいてのことだ。

あのとき引き合いに出されたくらいだから、きっとロッテは最下位とかだったんだろう。そしてそのロッテが日本一、ロッテに4連敗した阪神の下のそのまた下に巨人。「巨人はロッテよりも弱い」と言ったと勝手に曲解された加藤は、果たして今この瞬間、何を思っているだろうか。

最後になるが、多くの人が指摘するように、パ・リーグのみがプレーオフ制を採用していることと日本シリーズの結果に何ら関係がないとは言えないと思う。プレーオフの盛り上がりが球界改革の一環として大きく寄与していることを思えば、セ・リーグでのプレーオフ採用は急務ではないだろうか。レギュラーシーズン2位のチームが2年続けてセ・リーグ王者を下したのは、パ・リーグのほうが総体的ににレベルが高いから、ではないと思うのである。

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やっぱりみなさん思い出していたようです。
とろのプロレス放言集:思い出すは加藤哲郎
ひとりの独り言:ロッテは弱い??
不思議の国にいる君へ:いまだからこそロッテ選手に、言って欲しい言葉
マサオくんのスポーツステーション:もうダメなの??
独り言@有象無象:ロッテ3連勝で王手~加藤哲郎氏何を思う
サッカー日記:ロッテ王手

でも加藤哲郎はけっして「巨人はロッテより弱い」とは言っていないのだ。
Side-B論。:加藤哲郎、16年目の「正しさ」。

でも加藤哲郎はけっしてそう言わなかったわけでもないのだ。
記事にされた人たち
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by deadfunny | 2005-10-26 22:32
2005年 10月 21日
20.Oct.2005 (Thu)
渋谷で仕事を終えた後、久々レコ屋巡り。最近センター街にはティナ・ターナーのコスプレがいっぱい座り込んでいるんだけど、ブームが来ているんでしょうか?

Kevin Ayers: The BBC Sessions 1970-1976
KEVIN AYERS
Hux HUX073, 2005
ケヴィン・エアーズのBBC音源集。客入りライブのほうも同じレーベルから2枚組「Too Old To Die Young」としてリリースがあるが、こちらは「Top Gear」「John Peel」「Bob Harris」などの番組音源。Strange Fruitから出ていたものよりも曲が多くなっているので、マニアなら買い。僕は持っていなかったので、迷わず買いました。レコファンで2,400円くらい。

Strangely Strange But Oddly Normal - An Island Anthology 1967-1972
Island Remasters 9822951, 2005
ブリティッシュ・ロック・マニアならアイランドと言えばこの時期ということになるんでしょう。3枚組のCDサイズボックスで、主要アーティストはひととおり押さえている(ELPやキング・クリムゾンといった、現在他レーベルから再発されている音源も含んでいるのがミソ)。アナログ時代の「You Can All Join In」というコンピを持っているが(IWPS2)、アーティストが同じでも違う曲が選ばれているものが多く、個人的にも嬉しいところ。トラフィック、フェアポート・コンヴェンション、フリー、ニック・ドレイクといったメジャーどころはもちろん、Wynder K. Frog、Blodwyn Pig、Quintessenceなどのマニアックな部類もしっかり収録されている。アートロック系、フォーク系、プログレといったところが主な傾向。レコファンで3,000円強。

ほかに、先日紹介したデイヴィ・グレアムの別のアルバムなど。
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by deadfunny | 2005-10-21 02:07
2005年 10月 07日
6.Oct.2005 (Thu)
イギリスのアコースティックギターの名手、デイヴィ・グレアムの'60年代後期の2作、「Large as Life and Twice as Natural」と「Hat」がCD化されている。

かなりの大物らしいということでだいぶ最近は名前も見るようになった気がするし、ベスト盤や初期のアルバムなどはすでにCDで出ているが、アナログ盤で聴こうと思ったら1枚あたり3万以上の出費は覚悟というのが現状なので、今回の再発はなんとも嬉しい話だ。

変則オープンチューニング「DADGAD」を発明したとか、S&Gで知られる「Angi」の作者であるとか、彼を語るキーワードはいくつかあるわけだが、音楽について簡潔に言ってしまえば、フォークを基本に、ブルース、ジャズ、トラッドなどを取り込んだアコースティック音楽である。ペンタングルが好きならば、聴いておきたいところ。初期において既にスタイルは出来上がっているが、'60年代後期になってくるとインドテイストのカッコいい曲が出てくるので、「Folk, Blues & Beyond」(1964)あたりで驚いちゃったような人には、こちらもオススメしたい。

いちおう1970年までのUKアルバムリスト。

1. "GUITAR PLAYER" (Golden Guinea GGL0224, 1962)
2. "FOLK, BLUES & BEYOND" (Decca LK4649, 1964)
3. "FOLK ROOTS, NEW ROUTES" (Decca LK4652, 1965)
4. "MIDNIGHT MAN" (Decca LK4780, 1966)
5. "LARGE AS LIFE AND TWICE AS NATURAL" (Decca SKL4969, 1968)
6. "HAT" (Decca SKL5011, 1969)
7. "HOLLY KALEIDOSCOPE" (Decca SKL5056, 1970)
8. "GODINGTON BOUNDARY" (President PTLS1039, 1970)

1.~3.と8.はすでにCD化されているので、残すところは4.と7.の2枚。今回再発をしているFledg'lingのHPでは、10月に4.の発売があるとのことである。

Large As Life and Twice As Natural
DAVY GRAHAM
Fledg'ling FLED3054 (1968/2005)
ISBN : B000B8GU78
とりあえずまずはこちらから買ってみたのだが、内容、音質、ブックレットとも素晴らしく、文句のつけようがない。基本的にはダニー・トンプソンのダブルベース、ジョン・ハイズマンのドラムスというトリオ編成で、曲によってはディック・ヘクストール=スミスらの管が入る。エンジニアに当時デッカにいたガス・ダッジョン。ブックレットには当時のライナーノート(プロデューサーのレイ・ホリックスと、デイヴィ本人)+ジョン・レンボーンによる最新ライナー。珍しくシングルカットもされた「Both Sides Now」のカバーで始まるほか、「Sunshine Raga」「Jenra」「Blue Raga」といったインド/アラビア風味の曲での緊張感あるインタープレイには、耳を奪われること間違いなし。
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by deadfunny | 2005-10-07 00:14