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2005年 05月 18日
18.May 2005 (Wed)
旧ユーゴスラビア出身のピアニスト、イーヴォ・ポゴレリッチの6年ぶりの来日が決まったとのこと。10月23日、サントリーホールの一公演である。チケットは売り切れ必至か?
http://eee.eplus.co.jp/s/pogorelich/

なんでも近年奥さんと父親を亡くし、長く引っ込んでいた時期を経ての復帰だとのこと。あまり録音は多くないようだが、いろいろと物議を醸してきた人である。プログラムもよさそうだし、久しぶりにこういうコンサートに行ってみようかしら。

レコード、CDは何枚か持っているような気がしていたのだけど、探したらこれしか見つからなかった。デビューレコーディングを含む初期編集盤。

1981 - Ivo Pogorelich
Chopin: Piano Sonata No. 2, Op. 35; Ravel: Gaspard de la Nuit; Prokofiev: Piano Sonata No.6, Op.82

IVO POGORELICH, piano
Deutsche Grammophon 459 045-2, 1981~2/1998

当時は衝撃のデビューという触れ込みでずいぶんとスキャンダラスな話題を撒き散らしたピアニストだったらしいが、クラシックに関しては異端だろうと突飛と言われようとわりと何でも受け入れられるので(グールドで免疫が出来ている)、たとえばショパンでも、ゆったりした箇所でずっこけ寸前みたいなフレージングがあったりしても、それはそれでOKである。第4楽章での完璧な運指には単純にスリルを感じるが、そういうのってあまりクラシック的な聴き方じゃないかな?

でも、オリジナル盤のジャケットのビジュアルは普通に「パンク」だったりして(こんな感じ)、さらに言うと、このCDのブックレットに載っている若き日のアーティスト写真はエイティーズな髪型でワム!のメンバーみたいな感じである。「売る」ということは、そういうことなのだろう。
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by deadfunny | 2005-05-18 23:21
2005年 05月 14日
14.May 2005 (Sat)
カナダの新進バンドを5組集めたライブイベント「CANADA WET」へのご招待を受けたので、リキッドルームへ。お目当ては3組目に出て来るザ・ディアーズなのだが、2番目のスターズから観た。着いたときには会場は満杯で立つ位置にも苦労したが、男女のツインボーカルのポップなバンドで、アメリカというよりはイギリスのバンドに近い音や佇まいを感じさせた。男のほうが時折トランペットを吹くのだが、それがなんとも頼りなさげな音で、そこがまたイギリスっぽいというか。

ザ・ディアーズは国内盤が出るのは初めてのようだが、実は1995年から活動をしているのでけっこうなキャリアを持っている。僕も知らなかったバンドなのでライナーの受け売りのようなことしか経歴については書けないけど、フロントマンは黒人で、彼のワンマンバンドのようらしい。その彼、Murray A. Lightburnはなんでもザ・スミスに非常に影響を受けたとのことで、ポップな楽曲には彼らの遺伝子を感じなくもないのだが、特徴的なのは曲のスケールの大きさ。基本はUK風なロックバンドの音なのだが、長尺の中でいろいろと曲が展開していくというドラマチックな作りが面白い。日本での知名度はほかの出演者に比べるとまだ低いのだろうけど、圧倒的なパフォーマンスに、終演後は呆気に取られたような表情でため息をあげるお客さんが多く見られた。僕も大満足です。あ、そうそう、キーボードで二人へたっぴそうなお姐ちゃんを並べるところが、ちょっとステレオラブみたいだった。音はだいぶ違うけど。
(日曜は新宿のHMVだかでインストアイベントもあるとのこと)

その次に登場したDeath From Above 1979は、ベースとドラムスの二人組ということで何かやらかしてくれそうという期待を持たせたが、明らかに好みでないので退場し、今日呼んでくれたスタッフの人たちにザ・ディアーズの感想などを伝えて帰った。最後のBroken Social Sceneというのも評判のグループらしく、これまであまり紹介される機会の多くなかったカナダのシーンが盛り上がってきているのだとしたら、それはそれでいいことだと思う。そう言えばSloanとか好きだったっけね。

NO CITIES LEFT
ザ・ディアーズ
ISBN : B0007VLWLI
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by deadfunny | 2005-05-14 23:40
2005年 05月 06日
6.May 2005 (Fri)
最近ズート・マネーのレコードを集中的に集めておりまして、4月分の成果をご紹介。これでアルバムも残すところ激レアな初期の2枚のみ・・・(音だけなら持ってるのだけど)。

ZootWelcome To My Head
ZOOT MONEY, 1969
Capitol ST-318, 1972
Big Roll Band解散~Dantalian's Chariotを経て、エリック・バードン&アニマルズのメンバーになったズート・マネーが、来日~解散後にアメリカで録音したソロ名義でのセカンド・アルバム。アニマルズでの演奏はよく知らないが、前作「Transition」(Direction 8-63231)をさらにほのぼのとさせた感じの、例えば同期のキーボーディスト、アラン・プライスやジョージー・フェイムがこの頃やっていた音楽と近い方向を向いた作品集になっている。ストリングスもホーンも大幅に導入、キーボードでの見せ場は多くないが、これはこれでいいアルバムだと思う。バックにジム・ゴードンほか。

ZootNo One But You / Prisoner
ZOOT MONEY
Polydor 2058-020, 1970
で、こちらが翌年のアルバム「Zoot Money」(Polydor 2482 091)からのシングル。アルバムはちょっとモッドさが戻った素晴らしいものだが、カットされたのはほのぼのソングのこちら。作者はフィリップ・グッドハンド=テイト+1名、プロデュースにアラン・プライス。アルバムはCD化されていないが、このシングルの2曲はシングル集「A's & B's Scrap Book」(Repertoire REP4796)に収録されている(ただしモノ・ミックス)。
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by deadfunny | 2005-05-06 23:12
2005年 05月 02日
2.May 2005 (Mon)
4月に買ったレコード、その他編は一回お休みで、昨日届いたブツを先に紹介。

d0019537_21433946.jpgMichel Polnareff
MICHEL POLNAREFF
Disc AZ LPS11, 1966

フランスから無理を言って取り寄せた、ミシェル・ポルナレフのファースト・アルバムのオリジナル・モノラル盤だ! ジャケットにアーティスト名表記のない真正オリジナルだぜ!!

・・・と誇らしげに言ってもあまり「おぉーっ!」とはならないのかもしれない。フランス人ということもあって、アイドル人気もとっくに過ぎた21世紀の日本できちんとロック史において語られているとは思えないし、一般的なイメージといえば「シェリーに口づけ」がいいところである。

いやもちろん「シェリー」もとんだ名ポップソングだが、このファーストはこれまた大したロック名作なのである。1966年という時代を考慮するとわかりやすいが、サイケデリック直前の英米のロックに影響を受け、ロンドンでもレコーディングをしたというロック小僧の迸る情熱と、きちんと音楽教育を受けた人らしいメロディアスで王道のクラシカルなポップバラードが、違和感なく同居している。「ノン・ノン人形」は明らかにフォークロックの影響下にあるが、「Time Will Tell」なんてのはガレージ/フリークビートのそれである。

と、ここで、例の「ビニール・ジャンキーズ」を読んだ人だったら思い出してくれるに違いない。テキサスのレコードフェアで「三人のコレクターが探しあてた聖なるお宝」として登場する、あの曲である。この曲のちょっと変わった面白さ、鑑賞ポイントについてはその本に譲るが、こういう若気の至りのようなパワーを感じさせるからこそ、「Love Me, Please Love Me」のような臭いバラードが感動的に聴こえるのかもしれない。

スピーカーを片側に振り切って爆音で鳴らしたモノラルサウンドは、ステレオ盤(現行CD「Love Me, Please Love Me」 もステレオ)がステレオ効果を狙ったヘンなミックスばかり頭に残ってしまうのとは異なり、焦点の定まったまっとうな作品を演出する。もともとこの年代のステレオミックスはトラック数の関係で聴きにくいものがほとんどなので、ここはモノ盤を「正解」として次回の再発時にでもこちらを復活させるべきではないかと思うのだが・・・。

ファンなら必携だろうが、そうでない人もこれ聴いてぶっ飛んでほしいね。
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by deadfunny | 2005-05-02 22:16
2005年 05月 01日
1.May 2005 (Sun)
昨日の続き。今日は、4月に買ったCDシングル編。って、エルトン・ジョンだけですが。

I Want Love, Pt. 1 [UK]
ELTON JOHN
Mercury/Rocket 588 706-2, 2001
ISBN : B00005Q569

I Want Love, Pt. 2 [UK]
ELTON JOHN
Mercury/Rocket 588 707-2, 2001
ISBN : B00005Q56A

2001年の大傑作「Songs from the West Coast」からのファーストシングル。ビートルズの「Free as a Bird」にちょっと似ている曲と言えば、思い出す人もいるか。1枚にまとめられていた日本盤で持っていたのだが、1曲削られているので買い直した。

Turn the Lights Out When You Leave, Pt. 1
ELTON JOHN
Mercury/Rocket 9870663, 2005
ISBN : B0007ZB20U

Turn the Lights Out When You Leave, Pt. 2
ELTON JOHN
Mercury/Rocket 9870664, 2005
ISBN : B0007ZB20K

こちらは最新シングル。パソコンに突っ込むと、ネットと繋がってプロモが見られるという仕掛けになっている。簡単な3択問題に答えると抽選でサイン入りの4枚組DVDボックスが当たるらしい。
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by deadfunny | 2005-05-01 21:55